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摂食障害・体験談と完治に向けて…頑張っている途中

摂食障害(拒食、過食、過食嘔吐、チューイング)になって11年目。夢遊病になったり…アルコール依存になったり…精神病に支配されて11年目に突入しました。最近は少しだけ摂食障害とうまく付き合っていく事を覚えました。まだ戦っている途中ですが、一緒に戦っている方達に出会えれば良いなあと思います★

拒食症が再発したきっかけは彼氏と仕事

体験談
摂食障害は完治が難しい病気と言われています。
私も、拒食症過食症アルコール依存症を経て、3年間は摂食障害の症状は治まっていたので、治った!!と思っていましたが、ふとした事がきっかけでまた拒食症を再発してしまいました。

 

今回は私が拒食症を再発した頃のお話を書きます。
 

アルコール依存症から回復、拒食症に

2~3年間のアルコール依存症を経て、依存度はましにはなっていましたが、完全にお酒を断つ事は出来なくなっていました。
お酒を断つ事は私にとっては唯一のお守りがなくなるような感覚だったので、辞めるつもりもなくその生活を受け入れていましたが、私のアルコール依存がピタッと治ったきっかけがありました。
 
拒食症を再発した事です。
痩せたい、食べない、カロリーを取りたくない、拒食脳が再発した事によって、アルコールでカロリーを取る事は私にとって怖い事になりました。
 

拒食症再発のきっかけはセックスレスでダイエット

私の拒食症再発のきっかけは色々な事が積み重なってだと思います。
大きく分けると、彼氏と仕事です。
1番始めのきっかけとなったのは彼氏でした。
 
当時の私には新しく彼氏が出来ていました。
2~3年ぶりの彼氏です。ですが始めは全く好きではない相手でした。
言い寄られて、良い人だったのでなんとなくお付き合いを始めてすぐに同棲を始めました。
 
その彼氏とたった半年でセックスレスに陥りました。
私は昔から、“女として求められる事”に自分の存在価値を感じていたので、セックスレスという事実は私にとっては屈辱以外の何物でもありませんでした。
 
過去の彼氏には、会うたびに求められていたので、セックスレスを経験するのも初めてでした。
 
「私が太っているからダメなんだ」「私が汚いからダメなんだ」と思い、私はダイエットを始めました。
元々、極端な考え方を持っている性格なので、ダイエット=食べないが私の方程式でした。
0か100しかないのです。
たくさん食べるか、全く食べないか。
 
今までアルコールに依存した生活を送っていたため、カロリー制限をすると一気に体重は落ちました。
 
それが徐々に快感になっていきました。
 

仕事はうまくいかないけど体重はコントロールが出来る

↑上記の時期と同じころに、私は仕事で重役を任されるようになっていました。
初めての事で、プレッシャーもあり、なかなかうまくいかず毎日悩み続けていました。
今まで仕事には恵まれ、悩みを抱えた事のなかった私にとって仕事で挫折を味わうのは初めてでした。
 
思い通りにいかない仕事、そんな中思い通りに落ちていく体重。
体重はコントロール出来る!という事で、仕事とのバランスを取るようになっていきました。
 
食べない事で、落ちていく体重に達成感を感じ、体重はみるみるうちに落ちていきました。
 

一人前が食べれない拒食脳

拒食症になってから一人前で出てくる定食屋やラーメン屋などには全く行けなくなりました。
一人前がとっても量が多く感じ、それをすべて食べてしまう罪悪感もあり、一人前というものがとても怖くなりました。
それは今でも変わっていません。
 
シェアするお店では外食できましたが高カロリーなものが並ぶ中、私はサラダや低カロリーなものしか口にしていませんでした。
でもシェアなので、例え友達と行っていたとしても私が食べてない事は誰にもバレないのも良かったです。
 
 

低カロリーのもの、固形物に罪悪感

始めはサラダや低カロリーのものは食べれていたのに徐々に拒食脳が進むと、サラダさえも口にすると罪悪感が生まれるようになりました。
友達と外食して、サラダを食べてもすぐにトイレに行き、吐くようになりました。
 
胃の中に何かが入っているのが、とりあえず嫌で嫌で仕方ありませんでした。
 

人との関わりを遮断する

そしてまた私は人との関わりを避けるようになっていきます。
友達と会うと、一緒にご飯を食べる、お酒を飲む、その事が私にとってはとってもストレスで、人と会わないようになりました。
 
そして私はまた友達から孤立し、疎遠になっていきました。
 

体重たった0.1gに左右されるメンタル

毎日朝と夜に体重を測るのが習慣になっていました。
たった0.1gで気持ちは一喜一憂します。
朝測って前日よりも0.1gでも増えていると、その日は何も口にする事が出来ません。
0.1g減っていると、嬉しいという気持ちよりも安心します。
増える事は許されないので、明日は今日より減っていないといけません。
なのでさらに自分を追い込んでいき、数字に依存し支配される毎日になっていきました。
 

完璧な自分じゃないと人には会えない

少しでも体重が増えると、外にも出たくないし人にも会いたくありません。
常に“完璧な自分”じゃないと人に会えないと思っていました。
ですが“完璧な自分”なんて存在しないのです。
 
いつまで経っても完璧な自分にはなれなくて、もっともっと!!もっと痩せなきゃ!!という気持ちばかりが暴走していきます。
 

痩せていないと自分の価値はない、他人と比べる毎日

拒食脳の時期は、痩せている事が善なのです。
街中を歩いていても他人の体型ばかりが目に付き、あの人は私より痩せている、あの人はなんであんなに細いのか、そればかりを考えていました。
私より細い人が世の中にはいっぱいいる。もっと痩せなきゃ。痩せてないといけない。痩せたら幸せになれる。痩せたら何もかもがうまくいく。
そんな感情ばかり頭の中がいっぱいでした。
 
でも経験して思ったのが、痩せたら幸せになれるなんて事はないです。
どんなに痩せても自分の満足感は満たされず、もっともっととなり本当に終わりがありません。
実際、セックスレスが原因で始めたダイエットから拒食症になりましたが、痩せてセックスレスが改善される事は全くありませんでした。
 
そして自分の満足感が満たされる事もありませんでした。
 

他人の食べる量が気になる

他人が自分より小食だったらすごく嫌な気分になります。
自分より多い量を食べてほしい。それを見て安心感を覚えるようになります。
 
そして善意として、私にお菓子をプレゼントしてくれる人に対して「この人は私を太らせようとしてる!!」と被害妄想を抱くようになります。
 
友達とシェアするご飯も、自分のお皿に盛りつけられたものが、人よりも少し多いと怒りの感情が出てきます。
 
それは他人でもです。
例えばたまたまカフェなどで隣の席に座った綺麗なお姉さんの食べているものがとっても気になります。
たくさん食べていたら「この人こんなに食べているのになんで細いんだろう…」
サラダしか食べていなかったら「この人もダイエット?それ以上痩せるの?」
どこにいても他人の食べる量がとっても気になるのです。
 
そしてたくさん私に食べさせようとする人は、全員、敵です。
 

結果、色々なものを失いました

拒食症になり、人とご飯が食べれなくなり、友達を失いました。
人との関わりを失いました。
美味しくご飯を食べる事、友達とお酒を飲む楽しさを失いました。
 
彼氏の為にダイエットを始めたはずが、痩せすぎて彼氏から「痩せすぎ。気持ち悪い」と言われました。
彼氏からの愛情を失いました。
 
肌も荒れて、髪の毛も抜けて、イキイキとした見た目を失いました。
 
仕事も満足に出来なくなり、収入を失いました。
それと同時に社会で生きていく自信を失いました。
 
普通に生きる事を諦めました。
 
 
そして私はチューイング行為を始めます。